(    )<コマネリ!

内輪話


題:日本の産業と企業の長期にわたる成長と安定は1980年代半ばに終わり、同一産業の大企業の間でも存亡が分かれるようになった。この変化の過程について、特定の一産業を選び、企業をめぐる環境の変化、大企業(内外の)システムの限界、企業の戦略から論じなさい。


企業の戦略とか一口に言われてもこの流れから即座に思いつくのは難しい気がする。
とりあえずポイントとなるのは1980年代半ばに終わり〜の部分。第二次オイルショック(1979あたり)、プラザ合意(1985)、バブル景気とその崩壊、日米貿易摩擦過熱あたりが出てくるわけで、特にプラザ合意前後から続く円高進行でいよいよ産業の不振が云々。
模範的な解答でいくならば業界に自動車産業を選んでトヨタと日産あたりを引っ張り出してくるか、あるいは電機産業を選んで松下・SONYあたり。というか、他の産業を選ぶと結構厳しい気がする。半導体含むエレクトロニクス産業か、機械産業あたりでもなんとか。化学産業、鉄鋼産業あたりだと過程を語るには苦しい気がする。六大企業集団の話を絡めるぐらい?
そういえばそもそも一産業って産業のジャンルをきちんと学んでる人って思いのほか少なそうだ。