ドラゴンマガジン隔月化

http://d.hatena.ne.jp/megyumi/20080129/p3

底辺期続いてるなー、と思ったら隔月化か・・。
ログアウトレーベルを思い出すなあ。
発売ペースが遅くなって復活した雑誌って見たこと無いし、
このままズルズルと廃刊になるのかなあ・・なんだかんだ言ってショックだ。


3年前、サークルの人々とラノベ談義した時は
「これから持ち直すんじゃね?」とか話してたんだけども。

いやまあ、ここ1,2年の内容を見る限り、薄々そうなるんじゃないかとは思ってたんだ。
連載のバランスが悪いし(どの連載にも見せ場が無いとか)、挿絵や特集との連携も取れてない。
イラストでも何でもいいから釣ってでも作品を読ませよう、読ませれば絶対に楽しませてやる、そんな意思に欠ける。
どうでもいい記事も多いし、読者投稿(イラスト投稿のページ含む)もコンテストばっかりで、投稿のポテンシャルを生かしきれてないように思える。




読者投稿について、ちと昔話をしようか。
昔(1993-1995ぐらい?)コンプティークの読者投稿のページが凄いカオスだった。
御便り帝国っていうコーナーになってて、読者投稿の編集者(AZ氏)が皇帝。
なんで皇帝かというと、投稿を掲載するか没にするかの権限を持っているから。
で、帝国コーナーの横に、「没連」(だっけな?)みたいなものが
設けられていた。(まあ、そもそも冥府が成り立つまでに面白い紆余曲折があるわけだが・・)こっちは没投稿が敗者復活で掲載される仕組みになっていた。

で、ここからが面白くて、大体没コーナーの常連って決まってる。
何故かといえば、その手の常連って送ってる枚数がそもそも尋常じゃない量だから。
後にその常連さんの一人(非行石氏)が「冥府の王様」と呼ばれるようになってからが、熱戦の始まりだった。
この常連さんが「没コーナー拡大の志を持つ者は冥府に下れ」という旨のイラストを投稿。
そしたら次号以降、所属:冥府のイラストが着々と増えて帝国と冥府は拮抗し、そんな中でさらに新勢力の「奈落」が出てきたり(脳みそホエホエ氏とか)、帝国を出奔して所属:放浪になる投稿者(くれは氏とか)が出たり・・。投稿で合作のラブコールを送ったり、挨拶したり、投稿者がイラスト化されたりともう。
簡単に言うなら、読者投稿ページで一種のメールゲームをやっているような状態だった。
あの頃のコンプティークは、読者投稿ページのためだけでも、買う価値があったように思う。
いまだかつて、あのアツさを持った読者投稿ページに出会ったことは無い。