長く続いた蜜月を惜しみ

やや遅い情報ではありますが。
http://www.falcom.co.jp/

とうとう開発環境をPSPその他コンシューマーに移行するようですね。
Windows環境になって以来多くのPCゲームメーカーが脱落、あるいは活動を縮小する中、
「この会社なら・・この会社ならなんかやってくれる!!」そう感じ続けた会社では在りましたが、
どうやら卒業の時期となったようです。
いや、卒業なんてお高く止まる必要はないかな。この会社がまた可能性を感じさせるようになったら戻ってきます。それまではファルコム、ひいてはPCゲーム業界全体にしばしの別れを。

しかしこの会社に限らず、何かと最近可能性を見出せなくなってきてることが心配です。
例えばPCゲーム。上に書いたとおり、老舗が環境シフトを表明したわけですが、これはまあ、ある程度覚悟していたことだからべつに良い。
気になるのは今までうわべだけでも元気を取り繕っていたエロゲーと同人ゲー。

テックジャイアンは相変わらず購読してますが痺れるような作品紹介にここ半年ぐらい巡り合ってないですし、
同人ゲームは老舗情報サイト・同人どーらくの停滞以来、全ての動きが鈍ったように思います。
そんな中情報発信がまだ活発な東方だけが頼り、みたいな脆弱さがひしひしと。
まあ、うみねこは落ち着いてて割と巧くいってるのかな?と思いますけど。

それにしても・・・ライトノベルイラストレーター、即売会、電気街巡り。
軒並み輝きを失いつつあるように見えるのは、それぞれの業界が落ち目なのか、それとも僕の目が曇っているのか、それとも僕のゆがんでいた視界が正常になったのか。


つまらんことを言えば趣味が趣味の鞘に戻り、俺も歳相応の大人というかおっさんになった、というべきなんでしょうけど。
まあでもそんな主張に妥協できるほど往生際が良くないのは皆ご存知の通り。